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2012年7月30日月曜日

夏泊大島ついにマダイをゲット

これまで連日の東風(ヤマセ)のため、大島での釣りをあきらめておりましたが、ようやく風がおさまり、三度目の正直で釣りに行くことができました(^^)
ただ、風がやんだのと同時に猛烈な暑さとなり、日中長く釣るのは危険なので、なるべく早く出かけて午前中一杯で勝負することにしました。

朝5時すぎに大島到着。
まずはフクシさんから情報収集(いつもありがとうございます)。

サンライズフクシ(電話:017-759-2031)

昨日は、終日ベタ凪ぎでとてもいい海だったけど、残念ながらマダイを釣ったのは1名だけ。今年はなぜか潮の流れが速くて、重りがなかなか底まで沈まず、タナ取りに苦労しているそうです。
潮が速いせいなのか、いつもなら水面に小魚の群れが泳ぎ、それを狙って大型の魚が現れるのに、今年の夏はほとんど見られないとのこと。
魚がいないのは困るなあ・・・。
すこし不安を覚えつつ、5時半に手漕ぎボートで出船。
これまでなかなか出船できなかった、東側(椿山側)に行くことにしました。今日も昨日と同様に完全無風のベタ凪ぎ。鏡のような水面を切って、ボートを漕いで行きます。

さてどの浮玉につかまろう?
周りを見渡すと50mくらい先に1隻、150mくらい先にもう1隻、漁船がホタテ養殖の作業をしています。作業中の漁船の周りには、ホタテ水揚げや漁網洗浄のごみ(カラス貝や小エビなど)を目当てに、マダイが寄ってきます。
なので漁船=ポイントです。
さすがに作業中の漁船に近づくことはできないので、この2隻の中間あたり、去年、60オーバーのマダイを釣り上げた付近にボートをつないでいよいよ釣り開始です。

ここは水深30m。針にイソメを4~5匹房掛けにして第1投。左手の人差し指でブレーキをかけながら、ゆっくり仕掛けを沈めていきます。今日は小潮であまり大きな潮の動きはないものの、少しずつラインが南寄りに流されていきます。

仕掛けを沈めてだいぶ底に近づいた時、突然ラインが止まり、続いてラインが何かに引きずられるようにスプールから出始めました。なにか来た!と身構えた瞬間、ラインはぴたりと止まり、何事もなかったように沈み始めました。そのまま底まで沈めてしばらくあたりを待ちましたが、残念ながら第1投は空振り。
巻き上げたところ、エサのイソメが一匹だけのこり、後は食べられていました。
フグかマダイかわからないけど、このポイントに魚がいることは分かった(^^)

エサのイソメを付け替えて第二投。仕掛けが底まで沈み、しばらくそのままキープしても当りはなく、まさか食い逃げエサなしかと思った瞬間、穂先がグンッとしなりました。リールのクラッチを入れていたので、ほぼ向こうあわせでヒット。巻き上げると以外に抵抗は少なく、魚体はあまり大きくない予感。それでも時折力強く突っ走る引き方を見せるので、本命の期待が高まります。

巨大フグか小型マダイか?水の中を舞い上がってきた魚は・・・、白っぽいけど平たいぞ。フグではなく、本命マダイ38cmでした。ためし釣りから一ヶ月。ようやく釣り上げました(^^)v
魚を針から外してロープに括り一息ついた時、思わぬ幸運が。近くで作業していた漁船1隻が、作業を終えてエンジンをうならせて帰港していきました。作業後の浮玉は、マダイが寄っていることが多いため、好ポイントです(^^)
急いでボートを漕ぎ、先ほど漁船が作業していた浮玉につないで仕掛けを投入。

水深はすこし深く32m。仕掛けをゆっくり沈めて行きましたが当たりなし。底に沈んでからしばらくそのまま待ちましたが、同じく当たりはありません。仕方ないので今度は、ゆっくり巻き上げを開始しました。マダイは、巻き上げの最中も当たる時があるので気が抜けません。ゆっくりゆっくり、底から10mくらい巻いたところで竿先に小さな抵抗。養殖ロープにラインが当たったのか?と思い巻き上げを止めると、竿先が小刻みにコツコツ反応します。

何かエサ喰ってる!急いでラインを指で押さえて、クラッチを切り、ラインを張り気味にして棚をキープ。仕掛けが沈まずフワフワして、コツっと小さく引き込んだ後、ラインが勢いよくスプールから飛び出します。クラッチをかけると、竿がしなって水面に突き刺さりました!

さっきより大きい!リールを少しずつ巻きながらプレッシャーを与えるつもりが、魚が思いっきり突っ走ってドラグがジーと鳴いています。巻いては ジー 、巻いては ジー を繰り返し、なかなか上がってきません。しばらくやり取りを繰り返し、魚も人間も疲れてきたころ、なんとか魚が水面に浮いてきました。思った通りなかなかのサイズです。タモ網を使って取込み成功。
オスのマダイ65cmでした。楽しかったけど疲れた(>_<)
それからしばらく同じ場所で粘ったものの、当たりはなく、二つほど離れた別の浮玉に移動しました。2、3回キャストした後、仕掛けを真下に沈めていると、突然、スプールをおさえる人差し指を弾くようにラインが勢いよく飛び出しました。フォール中のいきなり当たりキター!一呼吸置いてクラッチをかけた瞬間、何もなかったようにピタリと引きが止まりました(*_*)

逃げた・・・しかし追い食いするかもしれないので、クラッチを外し指でラインを押さえて待つことに。
すると幸運にも再びラインが勢いよく出始めました。ラッキー!追い食いした!!クラッチをかけると、今度こそ竿が弓なりに。うまくフッキングに成功。マダイ釣りの一番楽しい瞬間です(^O^)

さっきのマダイと同様にこの魚もいいサイズ!巻き上げの最中に二度三度と突っ走り、静かな海にドラグがジーと鳴り続けます。やり取りを続けてようやく水面に上がってきたのは、きれいなメスのマダイ60cmでした。嬉しいけど大型2匹連続は疲れる~。
この後、何箇所か場所を変えながら探ってみましたが、残念ながら当たりなし。日が高くなるにつれて小魚の反応もなくなり、暑さに耐えきれず12時前に釣りを終了。

本日の釣果は、マダイ(65cm、60cm、38cm)3匹、間違って釣れたイシガレイ(26cm)1匹でした。
(実質)初回ながら3枚の釣果はまあまあではないでしょうか。次回はサイズアップを狙います。

2 件のコメント:

  1. 遂に今シーズン初の“ビックマダイ”おめでとうございます。更なる記録UPを心よりお待ちしております。24期八鳥洋二

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    1. 八鳥さんコメントありがとうございます(^_^)ガンバって70cmオーバー目指します!

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