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2012年9月18日火曜日

清水川沖マダイサイズアップ!

秋の連休・・・というよりまだ真夏と思えるほどの暑さが続くなか、青森市の隣町、平内町清水川の釣り船に乗り、マダイ釣りに出かけました。

今日お世話になるのは「北島丸」。
 北島渡船 http://www6.ocn.ne.jp/~aburame/

陸奥湾のマダイ釣りは、ホタテ漁の船に乗って、それぞれの養殖ロープに船を止めて釣る「カカリ釣り」が一般的。アミコマセの代わりに、ホタテ水揚げの際に貝殻についたムラサキイガイや小エビ、カニなどを落として海に捨てるため、そこにマダイが集まる仕組みです。
船長曰く、先週は80cmのマダイも上がったとのこと。

北島丸は、昨年乗船した折に船長からマダイの釣り方を教えてもらい、以来コツをつかんで、コンスタントに釣れるようになりました(船長ありがとうございます)。
朝5時に清水川漁港に到着。すこし東風が強いようですが、日中は暑くなる予報。なので風があるほうが都合が良いです。続いて船長が到着し、皆乗船。いよいよ出船となりました。
沖で釣るのは久しぶり、どんなサイズが釣れるのかとても楽しみです。

15分ほど走り、清水川沖にある北島丸のホタテ養殖ロープに到着。風とうねりがありますが、普段暑い思いをしているので、涼しくてとてもありがたい(^^)

船長が養殖ロープに船を固定していよいよ釣りスタート。水深43m。船長より底上5mから中層あたりがアタリ棚とのこと。
水深があるので普段より多めにイソメをつけて仕掛けを投入。今日は新月の大潮で今は引き潮の真っ最中。仕掛けがどんどん流されていきます。もともと重りが軽い(3.5g)ので流されるのは仕方ないとして、いつ底に着くんだろうと思いつつ、ゆっくり糸を振り出していきます。
スプールからかなりラインが出て、いい加減底に着くかなと思っていると、ようやく着底したのか糸ふけが。やれやれ深いな・・・とリールのハンドルに手を伸ばそうとした時、ラインが再びスプールから飛び出しました。一瞬何事か分からず、魚だ!と気が付き、あわててクラッチをかけてフッキング。とたんに竿がグーンと曲がり、竿先が水面に突き刺さりました!

「もうきたのか早いな」と船長。「もうちょっとドラグ弛めないとライン切れるよ」
確かにリールから糸が出ずジージー鳴かない。先日リールのメンテナンスをしたあとドラグ調整していない事に気がつき、急いでドラグを弛めて糸が出るようにしました。

それにしてもこの魚はなかなかの引き。リールがジージー鳴いて、リールを巻いてもまた走って逃げてしまいます。しかも魚が走りすぎて流れに逆走。養殖ロープの方に近づいてきます。
これはまずい。やや強引に巻き上げて、早く魚を浮かせようとしたのですが、しばらくしてウンともスンとも動かなくなってしまいました。

やっちまった・・・_l ̄l○
魚がホタテの耳吊り養殖ロープに突っ込み仕掛けごと引っかかってしまった(>_<)

どうしようか迷い、半分諦めていると船長が気を利かせて、耳吊りのロープを手でたぐり、魚ごと水面まで引き上げてくれました。予想通り大型マダイ!めでたくタモ網に収めて一安心。
船上で計って見ると、オスのマダイ70cm。 これまでなかなか越えられなかった、ようやく 念願の70オーバーマダイを釣り上げました(^^)v
70越えが長年目標だったのでとても嬉しいです。重ね重ね船長ありがとうございましたm(__)m

ロープですれたラインを切って、仕掛けを結びなおして再び釣りスタート。第二投は底まで落としても反応なし。第三投は、再び底に近い棚でフォール中の当たり。指で押さえていたラインが、スプールから勢いよく飛び出していきます。クラッチをかけると再び竿が弓なりに!

さっきの強烈な引きほどではありませんが、こちらも時折強く引き込んで、ドラグがジーと鳴ります。こちらはロープに突っ込むことなく^^;無事に水面に上がってきました。一回り小さいメスのマダイ56cmでした。
ここでピタリとアタリが止まり、2時間ほど魚の音沙汰がなくなりました。ほとんど餌もなくならず、たまにアタったと思ったら、フグだったりと少々あきらめムードです。ここで船長から「ムラサキイガイかイソギンチャクを餌にしてみたら」とホタテから落としたイガイの塊を差し入れしてくれました。

釣れたマダイのお腹には、ムラサキイガイの殻が入っていることが良くあります。さっそくイガイを少し潰して殻つきのままキャスト。しかしこれは空振り。何度か仕掛けをフォールしましたが、全く当たりなし。

次はイソギンチャク。イソギンチャクはムラサキイガイやホタテガイの表面についており、他の魚はあまり食べませんが、陸奥湾内のマダイは好んで食べるようです。なので、イソギンチャクを付けた時の当たりは、ほぼマダイ。

水から出して小さく縮んだイソギンチャクの側面の固いところから固いところに針を刺してキャスト。二回、三回・・・やはり当たりなし。エサうんぬんより魚がいない。もう一度キャストしてアタリがなかったら、またイソメに戻そうと思い、糸を送り出していると、いきなりラインが、勢いよく飛び出しました!

イソギンチャクでもキター!!いそいでクラッチをかけてフッキング。最初のマダイに負けないくらい強烈な引き。巻いてる途中も勢いよく潜って抵抗し、そのたびにドラグがジージーなり、糸が出ていきます。流れのある深いところで釣れているので、巻き取りの量もハンパない。しばらくやり取りをしてようやく姿を見せたのは、オスのマダイ64cmでした。
12時を回り本日の釣り終了。今日は大型ぞろいで三匹ゲット。楽しかったけど腕が疲れた(^O^)
秋になり(まだめちゃくちゃ暑いけど^^;)、ようやくマダイも食欲が戻り目方が増してくる季節です。次の目標は・・・、やはり80オーバーでしょう!次回、再びサイズアップを目指します。

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