夏泊浪打強風下のサヨリ釣り

前回マダイ釣りの帰りにサヨリが釣れている情報をキャッチしたので、先日の午後、時間ができたのを見計らい夏泊半島に出発しました。

ところが風速１２ｍの東寄りの強風のため、目指す東滝漁港は波をかぶり全く釣りになりません。やむなく夏泊半島西側の浪打漁港に場所を変更しました。

午後２時に漁港に到着。浪打漁港は、ようやく漁港整備が終わり、道路も舗装されてとても便利になっていました。道具を担いで防波堤を歩いていくと、やはり風が強く、釣り人も誰もいません。もしかしてサヨリいないかもと不安がよぎりましたが、堤防の上は撒き餌をした跡があり、サヨリが釣れていることは確かです。

仕掛けを作って第一投。ここからしばらく撒き餌を続けて、魚を寄せます。普段なら他に釣り人がいて、ある程度サヨリが寄っているのですが、今日は最初から一人きりで魚を寄せなければなりません。

時より背後から強風が吹き、軽く投げたこませも遠くまで飛んでいきます。潮も風にあおられて手前から沖に流れていくので、サヨリも寄ってくるはず（たぶん）。仕掛けを巻き上げると、エサが食われていました。浮き下を少し短くして、再びエサをつけて投入。

今度は浮きがペコリと沈み、竿を立てて合わせます。最初に少し横に走った後、きらりと魚が跳ねました。サヨリです(^^)vようやく魚が寄ってきました。

少し小ぶりだけど待望の一匹。この後も少し間をおいて次々にヒット。サヨリは、針掛かりすると見かけによらず引きが強く、飛んだり跳ねたりとなかなかの手ごたえです。しかも結構上手にエサをとるので、油断できません。釣ってる最中は、「キタ！」とか「逃げた！」とか「エサ取りうまいな！」などなど。ついつい独り言が多くなってしまいます(^_^;)

夕方４時半で今日の釣りは終了。本日の釣果は、サヨリ×１０匹（２５～３０ｃｍ）です。時間がないなかの釣りでしたが、初回としては、まあまあです。家に帰りサヨリを三枚おろしで、から揚げにしました。本当はかなりの高級魚（本マグロより高値）なので、もったいない気もしますが、これがとてもおいしい(^○^)皆さんも数釣りしたときはお試しあれ。