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2014年9月7日日曜日

夏泊大島急流の中のマダイ釣り

夏の暑さも一段落して、いよいよ本格的なタイ釣りのシーズンに突入しました。今日は、夏泊半島の大島にマダイ釣りに出かけました。

前日は風が強くて釣りに行けるか危ぶまれましたが、なんとか風も収まり、ボートが出れそうです。ただ、まだまだ西風が強くて、よく行く島の西側のポイントは船が出せず、東側からの出船となりました。

フクシさんに聞くと「東側にもタイはいるけど流れがキツくて釣りずらい」とのこと。午前6時に船着場から出船。海を見ると、すでに島の東側には多数のボートが釣りを始めています。どこで釣ろうか思案して、島から離れた椿山寄りの浮玉を目指して漕ぎ始めました。
陸から200メートルほど離れた浮玉に船をつないで釣り開始。水深33メートル、しかし流れがキツく、投入した仕掛けが大島側にどんどん流されていきます。放っておいてもラインがスルスル出ていき、いつ底につくんじゃこれは?と思ったところでようやく着底。ラインは50〜60メートルほど出ています。

そのまましばらく待ってみましたが、当たりがないため一度巻き上げることに。リーリングして水面まで後少しのところで、急に仕掛けにテンションが掛かり重くなりました。海藻でも引っかかったか・・・?と思ったら、竿が強く引き込まれました!

巻き上げ途中だったのでクラッチはかかったまま、向う合わせのままリーリング開始。最初大物か!と思っていたのですが、引きはものすごく強い、けど巻き上げると軽い・・・はて?少なくともタイではなさそうです。
上がってきたのはサバでした。なるほど道理で引きは強くて軽いわけだ。それでもこの魚体は40cm近い大型です。水面まで上がっても泳ぐ泳ぐ!タモですくうのも一苦労でした。

同じ場所でもう一度仕掛けを投入。やはり流れがきつく仕掛けがドンドン流されてラインが出ていきます。ようやく着底したものの、今度は仕掛けが海底を転がって少しずつラインが出ていくので、思い切って2~3mほど巻き上げて、仕掛けを底から切ってあたりを待つことに。

他の人たちは釣れているのか?と、遠くのボートを見ていると、急に竿が弓なりになって強く引き込まれました!

久々のイキナリあたりキタっ!竿をしっかり持ちリーリング開始。今度の魚はさっきのサバより重く、トルクのある引きでなかなか上がってきません。しかも時々力強く引き込んでドラグがジーっと鳴っています。これは期待大です。
巻いてはジーを繰り返し、ずいぶん長い間巻き上げ続けて、ようやく白っぽい魚体が見えてきました。ついに本命のマダイです。しかもなかなかのサイズ!無事にネットに収めてキャッチ成功です。

しかしここからパタリとマダイの当たりがなく反応するのはフグだけ。仕方ないのでポイントを変えながらいろいろ探ってはみたのですが、どうにもアタリがありません。場所を替えを繰り返しとうとう大島の中央付近から沖(東側)へ200mほどの浮き球までやってきました。周りは、先に来た手漕ぎボートが5~6艘もいてかなり過密状態。でも近くに適当な場所がないので仕方ない。集団のど真ん中で釣り開始です。

水深41m。満潮に近づいて多少流れは収まってきたものの、オモリが底に着くまでかなり長く、ラインがスルスル出ていきます。ようやく着底したものの、今度は風向きが西から北西寄りになり、船の向きが変わって仕掛けがホタテの養殖ロープと交差しそうになりました。

これはヤバイ!急いでオールを使って船の向きを変えて交差しないよう漕ぎ始めると、竿が思いっきり曲がっています。

やってしまった・・・ロープと絡まった・・・。

もう少し早く気付けばよかったと後悔しながら竿を持ち上げてみると、何やら根掛かりとは違う反応。根掛かりってこんなにアクティブに引き込んだっけ?次の瞬間、竿がさらに曲りドラグが逆転しました!なんと根掛かりではなく魚です。先ほどの魚より軽めだけど、ともかくよく引く。水深が深いのも相まって、なかなかの引きごたえです。

上がってきたのは中型のマダイ。周りのボートが皆注目している中、なんとなく照れながらゲットです。
ちょうどお昼の時報が鳴り、エサもほとんど使い切ったので、ここで釣り終了。本日の釣果は、マダイ×2(56cm、47cm)、サバ×1(38cm)でした。ようやくマダイらしいマダイが釣れて満足です。これから数釣りが楽しめる秋を迎えます。次回はもう一度、漁船に乗って沖に出て、マダイのサイズアップを狙ってみようと思います。

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