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2014年9月15日月曜日

清水川沖ムラサキイガイで大物マダイをゲット

先週ようやく大型のマダイを釣って勢いがついたところで、再びの釣行です。今回は乗合船でいつもお世話になっている、清水川の北島丸さんに乗船して2週連続のマダイ釣りに出かけました。

北島丸(電話:017-756-2735)
http://kitajimatosen.sunnyday.jp/

午前4時半に清水川漁港に到着。今日は風もなく波も穏やかで絶好の釣り日和です。船の前で釣り支度をしているとヒロ船長がやってきました。早速、最近の釣果を聞いてみると「朝のうちはかなり上まで魚が浮いてきて、中層から上でも釣れるかもしれない。」とのこと。

今年は、まだ仕掛けを落とし込んでる最中のヒットはないので、期待したいところです。


午前5時にいよいよ出船。今日はホタテの洗浄作業がメインなので、釣り人は、私も含めて3人と少なめです。漁港から清水川の沖合に向かって15分ほど走り、いよいよ北島丸の養殖ブイに到着です。

先ずは定番のイソメ総掛けでそのまま落として第一投。水深は約45m。流れもほとんどなく、仕掛けはゆっくり真下に落ちていきます。少しずつラインを送り出して、やがてラインが弛み着底。そのまましばらく待ってみましたが、当たりはありません。ふと、先ほどヒロ船長から言われた「朝は中層」の言葉を思い出し、いったん仕掛けを上まで巻き上げてエサを確認。残念ながらかじられた痕もありません。

念のためイソメを1本足して、5mほど手前にキャストして第二投。糸ふけをとりつつ仕掛けが沈んでラインが張るのを待ってから、少しずつラインを送り込んでいると、急に竿先が曲がりスプールからラインが勢いよく飛び出しました!

フッキングするためリールのクラッチをかけると、あれ?引き込みが止まった。少し竿先を上げて魚がいるか様子を見ましたが、なにも掛かっていません。でもまだ近くに魚がいるかもしれないので、少しずつゆっくりとラインを送り出して、仕掛けを沈めていくと、再びラインにテンションが掛かり、二回目の当たりが!今回もラインが勢いよく飛び出していきます。今度は早めにクラッチをかけて無事にフッキング成功!

まだ10mちょっとしか沈めていないのに何者?リーリングをしながら頭をよぎったのはサバ・・・。でもサバにしては引きが強くてドラグがジーっと鳴いてるし、重いし、大サバか?でももしかしてこれは・・・と思っていたら、ヒロ船長がやってきて「それサバじゃないよタイだ。昨日のマダイも水深15mくらいのところで当たったよ」とのこと。

サバと思って適当にやり取りしていたけど、相手がマタイではナメては掛かれません。無理はしないで一定のテンションをかけてリーリングスタートです。時々ドラグが鳴ってラインが出ていきますが、掛けたタナが浅いので、すぐに白っぽい魚体が見えてきました。魚が海面に浮いたところをヒロ船長がタモ網ですくって無事にキャッチ成功。ヒロ船長の言った通り60cmを超える良型のマダイでした(^-^)v
その後、30cmくらいの中型のマダイを2本掛けたところで、小サバの猛攻にあい、釣り開始から3時間ほどで、イソメが食い荒らされてエサがなくなる事態に。エサをエビに変えてテンヤで釣ってみましたが、今日の魚はエビにまったく反応を示さず、当たりがありません。

魚がいないわけないんだけどな・・・と思いつつ、当たりのない釣竿に暇を持て余していると、洗浄作業で引き上げている養殖ロープのブイに付いている、ムラサキイガイに目に止まりました。以前、ヒロ船長が「イガイでも釣れるよ、マダイをサバくと腹からこの貝殻でてくるよ」と言っていたのを思い出し、物は試しとブイから2~3個貝をとって割り、針に貝柱をつけて落としてみました。

貝の身が重いのか、思いのほかスルスルと仕掛けが沈んでいきます。そして着底・・・、あれ20mくらいしかラインでてないし早すぎないか?なにやらふわふわした感触でラインがたるんだり伸びたりして、底についたわけではなさそうです。ラインを指で押さえて竿を水平にすると、竿先が少し引き込みました。続いてゴツゴツとエサを食べる振動が伝わり、そしてゆっくり船の下のほうに移動していきました。

これは間違いなくマダイの当たりです。すこしラインを送り出してからクラッチを切り、竿が大きくしなったところでリーリング開始!すると魚もフッキングに気が付き、猛烈な勢いで潜り始めました。スプールが逆転してドラグがジーッと鳴いています。ジーーーーーッがやたら長い!止まりません。釣竿もグリップ近くから曲がっています。これはかなりの大物です。

これ上がるのか?切れるなよ外れるなよと祈りつつ、あまり走らせると養殖ロープにかかるので、少しずつプレッシャーを与えながら巻き上げて、また走ってラインが出て、の繰り返しです。しばらくやり取りを続けて、ちらりと水中に白い影が・・・、やっと魚体が浮いてきました!これは大きい!予想以上の大きさです。無事にタモに収めてキャッチ成功!。予想通り70cmを超える大型のオスのマダイです。これまで釣ったマダイの中でも最高のファイトでした。大満足です(^-^)
ちょうどお昼になって釣り終了です。本日の釣果は、マダイ4匹(30cm×1、35cm×1、64cm×1、71cm×1)でした。今回思ったのは、マダイはなんでも食べるのだということです。なんでも食べるので、日によって釣りエサを変えてみるのが重要で、少量でもエサは多種持って行くほうが釣果は伸びると感じました。次も食い渋りの時は、ムラサキイガイ使ってみようと思います。

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