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2013年10月1日火曜日

清水川沖初めてのテンヤマダイ釣り

青森も、ようやく朝夕涼しくなり秋らしくなってきました。ここのところマダイ釣りは、貧打が続いているので、ここはひとつ河岸を変えてみようと、マダイの乗合船に申し込みました。

今回お世話になるのは久々登場「北島丸」。
 北島渡船 http://www6.ocn.ne.jp/~aburame/

実は申し込んだのは先々週でしたが、ある理由からいったんキャンセルに・・・。
今年の青森は水温が異常に高く、先週は、出発前日に「天気は悪くないけど、海水温高くてホタテの水揚げができないから申し訳ないけど釣りの予約キャンセルで・・・」という、予想外の連絡。確かに水温高い時に水揚げするとホタテが弱り、最悪、養殖ロープ一本全滅する危険があるので、こればかりは仕方ないです(>_<)※でも泣ける・・・

キャンセルの翌週、あらためて北島丸に連絡すると「ようやく水温が下がり始めたので今度の週末は作業を再開するから船に乗れるよ」との回答。長潮であまり釣りのコンディションは良くないのですが、意を決して申込みました。

朝4時半過ぎに清水川漁港に到着。波風穏やかで、朝焼けの広がる絶好の釣り日よりです。
今日は私も含めて3名の釣り客を乗せて、いよいよ釣りに出発です。
船長に前日の釣果を聞くと、当たりはものすごくあるのだけど、なかなかフッキングできず、全体で10匹くらいの釣果とのこと。とりあえず当たりがあるのはありがたい。前回アタリがなさ過ぎたので、かなり魚信に飢えてます(?)
午前5時半、釣り場に到着。水深31m、比較的浅場です。さっそく船長がホタテ水揚げ作業を始めて、洗浄機が動き始めました。この、ホタテを洗った時に出る、海藻や小さいカニ、イガイなどのゴミにマダイが寄ってきます。
今日のエサはイソメ、冷凍エビ、ムラサキイガイ、イソギンチャクと多彩です。第一投はイソメからスタート。長潮のため予想通り流れはほとんどなく、仕掛けは真下に沈んでいきます。どんどん沈んでいきますが、潮に流されることなくそのまま着底し、しばらく待ちましたがアタリなし。

5mくらい巻き上げてもう一度仕掛けを落とし込み、着底した瞬間に「コツコツ」したアタリ。リールのクラッチをかけて、合わせのタイミングを待っていると、今度は仕掛けを持っていくようなやや強いアタリ。軽く合わせてフッキングに成功。上がってきたのは、30cmくらいの小型マダイ。ここからしばらくアタリが続き、他の釣り人にも同サイズのマダイが連続ヒット。
※今回は釣りに忙しく写真少なめ

なかでも船の左舷で釣っていた人には、アタリが連発。仕掛けを見ると、テンヤとエビでした。あいにくテンヤは持ち合わせておらず、軸の長い針に変えてエビを通してみましたが、どうしても頭をかじられて釣果が伸びません。

見かねた船長が、エビでの釣り方をアドバイスしてくれました。「この時期のマダイは、仕掛けが底に着いて止まった瞬間食べに来て、イソメなら魚がカジッて離れてもまだイソメが残っていれば追い食いする。でもエビは真っ先に頭が狙われてなくなったらそこで終わり、なのでアタリがあったら積極的に合わせてみて。」

なるほど、イソメは食い込むまで待つけど、エビはキチンと合わせるのか・・・。釣り方の違いに目から鱗です(@_@)しかも「これあげるから使ってみて」とテンヤをプレゼントしてくれました。船長ありがとうございますm(__)m

さっそくテンヤをラインに結び、エビをつけてマゴ針をセットし期待を込めて仕掛けを投入。これまでの仕掛けより重いので、スルスルと沈んでいきます。しばらく待つとラインが緩み着底。ラインを張り気味にアタリを待ちます。すると、すこし緩んでいたラインが自然にピンと張り、すかさず合わせてフッキング。とたんに竿が弓なりになり、ぐんぐん引き込んできます。時折ドラグが、ジーとなり、ようやく50cmくらいのマダイらしいサイズをゲット。

ここからしばらくテンヤでのマダイ釣りに没頭。なにせ着底と同時にアタリがあるので気が抜けません。すぐエビの頭がなくなり、油断してると、尻尾だけ残してごちそうさま・・・となってる時もありました。なんとか4~5匹ゲットして、さあもう一頑張りと思った矢先、持ってきたエビを使い切り、再び元のイソメ仕掛けに逆戻りです(^_^.

そうこうしているとマダイのアタリが遠のき、フグとかカレイ、イナダがかかるようになりました。ここで船長が気を利かせて、養殖ロープのごみを落としながら100mほど場所移動。コマセの効いた新しいポイントで再スタートです。

指でラインを押さえながら仕掛けを沈めていきようやく着底。1~2mほど底を切り、クラッチを切って再び沈めようとラインを送ったとき、「ゴツ」としたアタリ。急いでクラッチを戻し、棚をキープしながら次のアタリを待ちます。すると再び「ゴツゴツ」と引き込み、そのままゆっくり竿先が曲がり始めたところで合わせると、竿が弓なり水面に突き刺さりました。
ようやく大型マダイの手応え。ドラグが逆転し「ジー」と鳴っています。巻き上げていると、続けざまに背後の釣り人にもマダイがヒット。そしてほぼ同時に隣りの釣り人にもヒット!すごいぞトリプルだ!しかもみんな大型だ!!三人ともゆっくり巻き上げて順番にタモ網に収まり一安心。どれも60cm近い大型です。今日はみんな良型に恵まれて大満足(^^)エサもなくなり少し早目の11時過ぎに終了しました。
本日の釣果は、マダイ9匹(22~31cm×6、41cm×1、52cm×1、59cm×1)、イナダ1匹(34cm)、サバ1匹(20cm)でした。船全体では40匹近く釣れたと思います。今回、初めてテンヤを使ってみましたが、なかなかスリリングで面白いですね。同じ魚でも季節によって仕掛けを変えたほうが釣果が伸びることが分り、本当に勉強になりました。

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