夏泊大島ライン切れで大物ゲットならず

北国青森も連日の暑さで、外出はちょっと億劫なのですが、やはり釣りはしたいので(^_^;先週に引き続き、今週も大島でマダイ釣りです。

午前５時半に大島到着。さっそくサンライズフクシさんで情報収集です。
サンライズフクシ（電話：０１７－７５９－２０３１）

前日は西風が強すぎて、船着場にも巨大な流木が打ち上げられるなど、釣り船が出せなかったようです。今日も前日の余波で西風が吹き、ほとんどの釣り人は東側に出船。いまの風の具合なら西側に出れるけど、この後、風が北西に変わるので、風が厳しくなったら戻ってきてとのこと。

先週は潮の流れが強くて、東側はほとんど釣りにならなかったので、今日は多少の風は我慢して、最初から西側に出ることにしました。午前６時に出船。多少の波はあるものの、見渡してもほとんど釣り人のいない海は気持ちいい(^^)

前回、サメと格闘したポイントに再び船をつけて、第一投。仕掛けがゆっくりと沈んでいきます。いつもは油目崎から大島先端に向かって（東北東）潮が流れるのに、今日は津軽海峡側から陸に向かって（北北西）潮が流れていきます。

しばらくして仕掛けが着底。そのまま待ちましたがアタリなし。その後ゆっくり１０ｍ位巻き上げて、再び落とし込む作戦です。巻き上げてから少しだけ待って、さて仕掛けを落そうかと竿先を下げたとき、不自然にスーッと竿が下がり、ぴたりと止まりました。アタリ？小ダイかも？竿からもぞもぞした感触が伝わってきます。

少しラインを送り込んだ後、リールのクラッチをかけて、タイミングを計っていると少し強めの引き込み。すかさず合わせてフッキング。すると突然、竿が曲がりスプールが逆転して魚が走り始めました！

小ダイだと思っていたので、急な展開にしばらく唖然としてましたが、思いがけない大物にとりあえずリーリング開始。時々魚が走りドラグがジーーーーと鳴ります。順調に巻き上げたと思いきや、魚が船の真下に潜り、さらに浮き球のほうに走り始めました。やばい！と思った時、案の定まったく動かなくなってしまいました。

魚が走ってロープに絡むのは仕方ないけど、朝イチにこれは凹む。少し強めに竿をあおるとフッと軽くなりました。巻き上げると仕掛けはそのまま、魚だけリリースです。悲しい(T_T)

朝イチの魚を逃してからは、コンスタントにアタリはあるものの、２５ｃｍくらいの小ダイやサバが多く、大物の影は見えません。何度か場所を移動しましたが、結果は一緒、そのうち潮も止まり、アタリもほとんどなくなってしまいました。

既に時計も１１時を回り、雲も晴れてかなり暑くなってきました。こうなると釣りはしたいけど人がモタナイ(>_<)１２時になったら帰ろうと決めて、もう一度場所移動。すこし深場の３８ｍ。仕掛けを投入しましたが、底に着くまでアタリなし。やはり釣れる時合を過ぎているので、無理のようです。

仕方なく仕掛けを巻き上げ始めると、ゴミでも引っかかったような抵抗が。海藻？ヒトデ？重いぞ。次の瞬間、竿が海面に突き刺さり、ドラグが逆転してジーーーーーッとなり始めました！しかも朝イチより断然力強い強烈な引き！ジーーーーーーーーーッの時間が長いッ！もしかしたらホントに大物かも。ゆっくりリーリングを始めるも、巻く量と出る量が同じくらいでなかなか上がってきません。

しばらくやり取りして少しずつ魚が上がってきました。だいたい中層を過ぎると抵抗しなくなるので、もうひと頑張り、すると再び強烈に潜りドラグが鳴きだした時、突然竿からテンションがなくなってあっさりバレてしまいました(>_<)

仕掛けを巻き上げると痛恨のライン切れ。この時期のマダイでライン切れはあまりないのですが、それだけ魚が大きかったのかもしれません。最後のバラシで気落ちして今日はここまで。

本日の釣果は、マダイ５匹（２５～２８ｃｍ）、サバ２匹（２８ｃｍ）でした。今日は人の負けで魚の勝ち。でも・・・さすがに二本もバラスと本当に凹む・・・。次こそリベンジだ。